異文化交流

ウチはダンナが熊本出身、ワタシが青森出身、そして今住んでるのは東京です。お互い生まれ育った環境がまるで違うため、互いに知らない食べ物や風習があって、毎日が異文化交流の趣。だって互いの実家の距離が2000km離れてるって、ちょっとした国際結婚の域よね。
そう考えるとすごい事よね〜なんてことを、S様の日記にお邪魔した際に改めて思いました。
せっかくなのでワタシも郷土の味をご紹介します。S様、ネタをパクったみたいになってゴメンナサイ。パクリ企画なんてヨコ亮みたい。キャッ★(すいませんすいません…)
タイピーエン<熊本>
大平燕と書きます。平たく言うと春雨スープです。春雨が燕の巣っぽいからこういう名前なのかしら。元々は中華料理らしいのですが、なぜか熊本にしかありません。熊本ではインスタント食品もあるくらいメジャーなのにね。
いちご煮<青森>
果物のいちごを煮たものではございません。平たく言うと雲丹とアワビのお吸い物です。貝出汁(?)の白濁したスープの中に見える雲丹が、『朝もやにけむる野いちごのような輝き』に見えるということからその名がついたと言われる、実に風流かつ上品なお吸い物です。ちなみに地元の人は滅多に食べないと思います。だって贅沢だもん。缶詰になってて、お土産用に売られてることが多いです。
■けの汁<青森>
毛の汁、ではございません。平たく言うと根菜と山菜のお汁です。家庭によって味噌味だったり醤油味だったり。特徴としては、大根やらニンジンやら山菜やらを全部5mm角くらいの小さいさいの目に切るというところでしょうか。昔は保存食だったみたい。はっきり言ってめんどくさいので今は滅多に作らないんじゃないかなー(笑)。すでに切ってあるものがスーパーに売ってたりもします。給食にも出てました。
なんでこんな名前なのかはわかりません。


ちなみにワタシは時々むしょうに「みず」の炒め煮が食べたくなるのですが、「みず」って東京には売ってないんですよね。あれめっちゃ美味い。