兄貴の話。ムダに長いです。

で、ワタシも妹という立場上、亮たんの更新を読んで郷里の兄貴を思い出したりなんぞしました。


ワタシの兄は2コ上で、今も独身、実家で上げ膳据え膳の生活を送っています。仕事はちゃんとしてますけど。
二人きょうだいということもあって、昔から何するにもどこ行くにも一緒、高校生くらいまではよく模型屋さんや本屋さんにも一緒に行ったり二人でボウリングに行ってたくらい仲良かったです。
性格は極めて温厚で、ワタシは兄を決して「お兄ちゃん」とは呼ばず、小さい頃は「みっちゃん」、高校生頃からはめんどくさくなって呼び捨てにし、「バカじゃないの」「あっち行け」「うっさい」等、暴言を吐きまくるようなイヤな妹でしたが、いつも「そんな言うなじゃ〜」と笑っていて、怒られたりケンカになったことは一度もありません。たまに「お兄様とお呼び」などと言われたりはしましたが、無視し続けました(笑)。
ワタシが部屋でベッドで寝転んで本を読んでいると、一緒にベッドに入ってこようとしたり、「よいではないかよいではないか」と言いながらふざけておっぱいを触ろうとしたり、あれはひょっとしたら俗に言うシスコンだったのかしら。もちろんワタシは「バカじゃないの、あっち行け変態!」と追い返してましたが…。
ワタシが上京するときも、大学受験に二浪した兄が突然「わーもおめが行ぐ学校さ行ぐじゃ(オレもお前が行く学校に行くよ)」と言い出し、とんとん拍子に話が進みなぜか二人一緒に上京、おまけになんの因果か同じクラスになるはめに。苗字も「佐藤」とありふれてるせいか、きょうだいだとはしばらく誰にも気づかれず、クラスメートからは入学早々くっついたカップルだと思われていたらしい(苦笑)。
まあそのくらい仲良し(?)なウチらでしたが、兄が都会が肌に合わず3年で青森に帰り、それからはあまり交流がありませんねぇ。たまにメールでやりとりしたり、帰省したときに話すくらいかしら。普通のきょうだいの距離感に戻った感じ?(笑)
ワタシが結婚するとき、最初は「ダンナがほんずねぇヤツだったら一発ぶん殴らにゃまいねぇな(ダンナがどうしようもないヤツだったら一発ぶん殴らないとダメだな)」と兄貴ヅラして言っていた兄でしたが、実際にダンナと会ってみて、真面目ないい人でおまけに自分よりひとまわりも身体の大きい人だと分かってからは、「なかなかいいヤツだな、あれが弟になるのか」ところっと態度が変わりましたとさ(笑)。
ワタシの結婚お披露目パーティーでも泣くことはなくニコニコ写真を撮っており、シスコン卒業といったところでしょうか。
そんな兄も現在絶賛恋人募集中とのことで、「わーもちょっと本気になんねばまいね。まずは髪切ってコンタクトにでもしたら今流行りの“イケメン”っつうやつになるべが?(オレもちょっと本気にならないとな。まずは髪切ってコンタクトにでもしたら今流行りのイケメンってやつになるかな?)」と、外見変わればなんとかなると思ってるあたり、発想が中学生のようで微笑ましいです(笑)。
妹としても、兄の恋人という人に早くお目にかかりたいので、今後も兄の動向には注目していこうと思います。
頑張れ、みっちゃん!