和ちゃん祭り

冬ちゃんの文化祭公演。
この回のツボはもちろん、公演後に工場でいちゃいちゃする冬和なんですけど、ワタシはこの演目自体もかなり好きなんです。『いち通行人』の役を演じた冬ちゃんの感動的な台詞を抜粋。

ただ歩いてるだけに見えるかも知れないけど、心の中に思うことがいっぱいあれば、きっと違ってみえるはずだもの。(中略)あたしらはあたしらなりのストーリーの主役なんやから!とにかく、少なくとも、自分なりの人生を感じてやってれば、絶対楽しいよ。そしたらきっとどんな役だって、生き生きして見えるよ!

ワタシは、これまでの約30年の人生で何かの主役になったことはなく、常に冬ちゃん演じる『いち通行人』のポジションの人間でした。輪の中心ではなく端っこにでも居場所があればそれでいい。もちろん自分の人生だから楽しんで生きてるつもりだけど、「端っこにいるのが楽」というスタンスでそこに甘んじていただけなので、この台詞には目からウロコが落ちた思いでした。
何回見ても、この台詞と冬ちゃんの熱演に、ウルッときちゃいます。


この演目中に客席で、ちょっとだけローリーと和人の絡みがあるんですよねー。ローリーが和ちゃんに意味ありげな眼差しを向けるんですけど、だからってそこから何か発展するわけではないんですよね…。むむー。
あと、公演前に客席から「冬ちゃん、ケセラセラやで」って呟く和ちゃん。ケセラセラやでが微妙に言えてないところがラブ。


文化祭終了後、工場でコーヒーを飲みながらまったりとする冬ちゃん和ちゃん。
文化祭が終わって、達成感からか気が抜けてほけっとする冬ちゃんと、そんな冬ちゃんを愛しく思う(思ってる…と思う)和ちゃんの微笑ましいやり取り。

和「これからもよろしゅう頼むわ」
冬「うん、まかしとき!」
和「え、何まかすん?」
冬「これからも、あたしのこと励まさしてあげる」
和「……励ます?」←半笑いで
冬「そや♪遠慮せんと励まして」
和「……わかった」←あんまりわかってないよ
冬「あ、ほな、舞台のことで、もういっぺんあたしのこと褒めて」
和「え、何褒めんの?」
冬「そんなこと聞かんといて。何でもええから」←照れながら
和「……わからへん」←半笑いで
冬「…お琴は、どやった?」←うっとりと芝居がかった冬ちゃん
和「はぁ?……頑張ってたな」←ぽかーん
冬「歌は?」←うっとり
和「…よう聞こえんかった」←正直すぎ
冬「演技は?」←うっとり
和「…見てたよ」←ええー!(笑)
冬「そんなんあたりまえやんかー!」←ごもっとも
和「コーヒー入れるわオレ」
冬「やややや、ごまかさんと!」

で、工場の作業台を挟んで可愛らしい追いかけっこを始める冬ちゃん和ちゃん。
かかかか可愛い……(愛)!
冬ちゃんも和ちゃんも相当天然ちゃんよね。あんたらローリーのことどうこう言えんよ(笑)。


あー、もうあっという間に7月です。6月は和ちゃん強化月間のつもりだったんですけど、改めて「てるてる家族」を見返したら当初の予定よりツボなシーンが満載で、ほとんど進みませんでした。んー。
『錦荘に通い妻冬ちゃん』『佐世保逃避行編』『ラヴミーテンダー』はぜひ書きたかったんだけど、もうすぐまっしょい祭りが始まるし、和ちゃん祭りと平行すると混乱しちゃいそうだしなぁ(あ、ワタシがですが)。
でもいずれ必ずやりますんで、気長にお待ちくださいませ!

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