〔関ジャニ8〕週刊文春

近田春夫の考えるヒット」のコーナーに、ついに関ジャニ∞が取り上げられました〜!!待ってましたよ、ワタクシは。CD出したらやっぱり近田さんになんか言ってもらいたい!というわけで、恐る恐る読むと…誉めてる〜(嬉)!要約すると、
●「ナニワ友あれ」などと掛詞も決まって、メロディ、歌詞共々、ナンセンスソングとして、思った以上に王道を歩む作り。ジャニーズであることより関西人の血の方が勝っている、といっていい。楽曲以上にそう思わせるのが関ジャニ∞の歌唱。決して上手いわけではないのだが、軽くこぶしを利かせ、声を鼻に抜くその唱法は、自然に、こういうものの本質を掴んで、いい調子なのだ。習って覚えたというより、もともと体内にあるDNAが歌わせているとしか思えぬ、昔ながらのノドの使い方。
●何より本人達が、その気持ちよさを楽しんでいる風なのがいい。今回の企画は、もしかして単なる思い付きなのかも知れない。が、結果的にJポップの歌い方が、本当に我々の生理に合ったものなのか、そのことを考えさせる、ひとつのきっかけになったような気がする。これを子供達がカラオケで歌う時、何かに気付くこともあるに違いない、と思うからである。
…と、要約するつもりが、嬉しい事ばっかり書いてあるのでなかなか略せませんでした(笑)。近田さんは、ジャンルに全く関係なく、ロックもポップスもアイドルの曲も、純粋にひとつの音楽として分析してくださるので、時に辛辣な事もありますが、毎週読むたびに目からウロコの思いです。実際はもっと長く細部に亘って分析して書いてくれてますので、ぜひ読んでみてください。
しかし近田さん、「単なる思い付きかもしれない」って…ジャニーズのこと、よくお分かりで(笑)。