にゅう素

嬉しい、嬉しいよ錦戸亮。こんな楽しい文章書いてくれて。
そりゃね、前々からこっそり思ってたけど、主語や代名詞と述語が一致してないところとか句読点を打つ場所が怪しいあたり、「この子、言うほど国語力ないんじゃ…」と密かに恐れていた思わぬ文章力の低さを露呈した結果になったかもしれないけれど、この際そんな無粋な事は言いますまい。(←言ってるよ)
それよりワタシは、これ普通に書いたら、
『いつもは部屋に置いてきてるオレのお気に入りのギターを東京に持ってったら、ホテルでやっさんが勝手に弾いててん。当たり前やけどオレより上手くて凹んだわー。』
で終わっちゃうところを、わざわざ小説風に脚色しちゃうその発想力に嬉しくなってしまいました!
荒削りながらも比喩表現に挑戦してるところも評価したいし、なにより話の構成・展開の仕方は非常に巧い!オチがわかってても読んでてドキドキしちゃう、ちょっとしたミステリ仕立てのショートショートにちゃーんとなってましたから。エロを連想させる描写を織り交ぜてくるあたり、自分のキャラをよく分かってると同時に読み手側の心理も突いてて、やっぱりクレバーな子だなと感心。基本的な文章力に乏しくても、ちゃんと起承転結揃った一本のお話として仕上がってるところはセンスの成せる技だと思う。
“彼女=ギター”がまぁオチなんだけども、“にゅう素なのに安田章大”で先に軽くオチてるあたりもマニアックかつ確信犯っぽくてタマラン。…深読みか?
とにかくこの調子で書き続けていけば基本の文章力なんてあっという間に身につくと思うので、∞の広場(仮)のほうも試行錯誤していろんな味付けを試しながら、なにより本人が楽しみながら書き続けていってほしいな。
……にゅう素で気合入れすぎて息切れして、今日の更新が2行くらいであっさり終わってたらそれはそれで笑うけど。←ありえる…。
これから先が楽しみな子です。もっともっといろんなジャンルの本を読んでお勉強してください。そんでアイドル官能小説家として文壇デビューしちゃえばいいじゃない(笑)!そのときはぜひワタシに校正担当させてください♥(←ちゃっかりしっかり売り込み)