謹慎?なにを大げさな…。

最近何かと話題のエリカちゃんについて。


最近の彼女、実はけっこう好きだったんですよ。クローズド・ノートのPR出演インタビューを最近よく目にしていたのだけど、高飛車なことをニコニコしながらズバッと言い切る様に、この子女王様キャラ確立したなー面白いなーと思ってて。
特に日テレのインタビューが面白かったな。『(劇中の台詞「私じゃダメですか?」を台本で初めて目にして)ビックリした。こんなこと言うんだーと思って。私なら絶対言わない。』とか『(全力疾走のシーンが多いことについて、インタビュアーに普段走るイメージがないと言われて)走らないですね。東京にいたら歩きもしないです。』とか、ニコニコと涼しげに言い切る姿は爽快で、ワタシは逆に好感度があがったくらいでした。
それなのに、あの舞台挨拶と金曜日のらじかる生出演は、まるで人が変わったようにヒドかった…。舞台挨拶なんて、罰ゲームでもさせられてるのかと思ったくらいの空気の読めなさでしたね(苦笑)。
たしかにそりゃ、共演者・関係者・ファンには迷惑かけたと思う。でもだからって、反省したのはいいことだけど、『諸悪の根源は私』とか『責任を取る』とか、あげく長期謹慎って、そっちのほうが女王様キャラより何様って感じがします。
今、若い子を抱える現場においては、反省=謹慎って図式がまかり通っているけど、それは違うと思う。
暴力沙汰や警察沙汰を起こしたのであればその処分は当然だと思うけれど、今回のエリカちゃんは何をした?
不機嫌・横柄な態度で不快感を与え、ファンを失望させたのは確かだと思う。
ファンに申し訳ないと思ったなら。責任を取りたいなら。仕事で取り返すのが筋でしょう。
『調子に乗りすぎちゃった。ごめんなさい。』って一言謝って、後は仕事にまい進すればいい。
謹慎なんて簡単に言わないでほしい。
ファンにとって一番悲しいのは、大好きな人の姿が見られなくなること。
どうしても責任を取りたいのであれば、舞台挨拶で全国の映画館をひとりで回ればいい。
別にニコニコ愛想振りまいてアイドル然としている必要なんてない。聞かれたことに答えて、撮影中のエピソードとか作品にかける想いとかファンへの想いを自分なりに伝えていけばいい。
だって、差し入れのクッキーのことだって、全然「別に」じゃないじゃない。
『普通より長い時間をかけて頑張ったんだから、それはすごいことじゃないですか。だから自然にお祝いしなくちゃって…(笑)』って、照れながら言っていたじゃない。(PHP研究所「THE21」より抜粋)
きっと素顔はこういう素直で優しいところのある子なんだと思う。
だからこそ、今回の一連の顛末は腑に落ちない。
はじめから、こうなるようにしたかったのかしら。…ちょっと休みたかったのかな。
だとしたら、そんな茶番に巻き込まれた、共演者・関係者・ファンの皆さんが心底気の毒だわ。
才能のある女優さんなんだから、こんなことで簡単に潰されないように、本人はもちろん周りの大人ももっとしっかりしてほしい。


…って、なにを自分語ってんだか。
もっと亮のこといっぱい語れよって話ですね、すみません(苦笑)。
でもさ、今回の一連の顛末は、なんだか他人事とは思えないんですよねー。
ウチのカワイ子ちゃんも、ときどき全力で空気読めなくなるから(苦笑)、ほんっっっとうに気をつけてほしいわ。