stereo

ワイドショーのコンサート映像で、サビのワンフレーズを聴いたときから好きでした。
CDになって初めて全部聴いて、やっぱり間違いなかった。
stereo、大好きです。
うざ語りなんで隠します〜。




まずこの耳と心に心地いいサウンドが好き。ちょっと北欧系?わかんないけど。
アレンジも基本は亮がやってるんだよね?惚れる。
主旋律のメロディーと亮の甘くてちょっと苦しげなハスキーボイスもよくマッチしてて、もう抱きしめたいくらい愛しい。
いやあほんといい声。この人の声って楽曲にすごく左右されるところがあると思うんだけど、そこはさすが自作曲。壊れそうな、いい意味で若い安定感のない声と歌い方が刹那的で、母性本能をくすぐるのよね。
2番Aメロの「本当は〜」のとこがめっちゃ好き。
1番と2番でちょっとメロディーを変えてくるところもちょこざくてイイ。レースもそうだったけど、こういうセンスに感服します。
しかしこのメロディー、歌詞が音符にしっかりはまらないから(そこが魅力。うふ)うろ覚えだと絶対歌えないよね。難しい。でもサビはキャッチーで耳に残る。こういうところがニクイ。
で、歌詞ですよ。
前評判で、リアルな歌詞が赤面だとかこっ恥ずかしいだとかいろいろ聞こえてきていたので、実は実際に聴くまでかなりドキドキだったのです。
というのもワタシ、音楽の好き嫌いがものすごく激しいほうなので(特に「声」と「歌詞」の好みが激しい)、自分が受け付けないタイプの歌詞だったらどうしよう〜と思っていたのですが。
なんだ、めっちゃいいじゃん!
というか、これのどこが赤面モノなのかわからないワタシは盲目ですか?それとも恋愛厨?(爆)
歌詞がリアルで実体験?と思わせるところが赤面なのかしら?たしかにめっちゃ想像しやすいけど。
でもその想像しやすい=情景がまざまざと目に浮かぶところが、この詩のすごいところだと思うの。それだけ描写が繊細なんだということで。
特にBメロの小物の描写がいい。
紙キレに一枚一枚目を通しては思わずにやけちゃってなかなか掃除が進まない「僕」が鮮明に目に浮かんでほっこりします。
いやあ、この「僕」がすごく可愛くてねぇ。
この手の恋愛ソングって、「主人公」が自己中な勘違い野郎だったり、やたら女々しくて一歩間違うとストーカーかよみたいな思考回路だったりして辟易することが多いんだけど、この「僕」は真っ直ぐに「君」のことが好きで、そんな自分がちょっと照れくさくてでも嬉しくて、そしてちょっと不安げで、なんというかとても母性本能をくすぐられるカワイ子ちゃんなんだよなぁ。
中でも一番好きなところは「ごめんね 君がいるのね」。
「だって中心に君がいるから」の後さらに畳み掛けるように「君がいるのね」のその前に「ごめんね」ときたのにヤラれました。こんなに好きでごめんねってか。うわー、抱きしめたい!
これが実体験なのかとか「僕」は錦戸亮なのかとか、そんなことはどうでもいいのです。
この感性がワタシは嬉しい。
あ、でも2番サビの「薄暗い〜繰り返す」のあたりは、もう何十万回と使い古された描写でちょっと残念〜。そしてそこよりも、「夢じゃない〜辿ってなぞって」のほうがずっとヤラしい想像を掻き立てられるんですけど。…はい、ごめんなさい。
いやーしかし、ワタシにとって亮の作る曲はハズレがないなぁ。といっても「盲点」と「レース」と「stereo」しか聴いたことないけど。
完全自作曲のミニアルバムとか出してほしい。なんならweb限定でいいから。
…しかし我ながら盲目だし褒め過ぎだよなぁ、暑苦しい(笑)。
いやいや、愛しのカワイ子ちゃんのソロ曲が自分の好みドストライクだったもので嬉しくて嬉しくて。そんな自分が一番こっ恥ずかしいよ。